エレファントカシマシ35周年「yes.I.do」何も変わらない
ファンになってから過去を遡って文豪や紐解くように、年齢と年譜をにらめっこしながら辿ってきた。
『ココロに花を』ではじめて聴いて、『昇る太陽』で再会して、そこに変わらず勝負し続けるヒーローがいて。
何も変わらない。
yes.I.do「流れる時にあらがう訳じゃない」
今までどれだけ俺には時間がない、どれだけの事を成し遂げられるか、勝負の法則なら見えてると言いながら苦悩して、
「神様俺はいま人生のどのあたり」
時計の針(チクタク)とヒリつき息詰まるような焦燥を昇華させたと思った。
「振り返りゃあどうだ?」
俺は心に聞いた道端で。
yes.I.doは自問自答のひとつのアンサーだと思った。しかしそれもまた日々の生命活動で。
「流れる時にあらがう訳じゃない」
ここに辿り着いたんだろうか。